【卵にまつわるトリビア】
イギリスで「ミスターイングランド」の異名を持つボディビルダーRob Reinaldoさん(現在38歳)のお宅では1週間で100個もの卵を消費するんだってさ♪へぇ~へぇ~♪

健康!!してますか~~~~♪( ノ゚Д゚)ヨッ!

はいっ!っという訳でね、全く役に立たないトリビアですが、補足するとRobさん宅はご夫婦でボディビルを嗜んでいる訳で奥様もゴリゴリのビルダーです。流石に一人で100個は・・・と思った方もおられるでしょうが、二人とお子様も併せてならあり得る話ですね♪←(それでも多いwではでは、今回は中編というか「卵編」という事で卵についてフォーカスした記事になります。ご一読いただけましたら幸いです・・・

※本記事での「卵」は「鶏卵」の栄養価を基準に記事にしております。

~卵の栄養価~
卵に含まれる栄養素は、たんぱく質は豊富で勿論アミノ酸スコア100です。そして脂質、ビタミンではA、K、D、B2、B12、ミネラル分としてリン、鉄、亜鉛等、豊富な栄養素がバランス良く含まれており、それがまた見事なバランスで摂取できる配合となっております。考えてもみれば、卵は温め続ければ(有精卵なら)ヒヨコとして誕生する為、その為に必要な栄養素を全て含んでいます。命そのもののを形作る膨大なエネルギーが詰まっているカプセルである、そう考えれば栄養価が高いというのも当たり前の事だと推測出来ますね。

~卵の迷信~
「卵は一日1個まで」2010年までは厚生労働省の発表する「食事摂取基準」で栄養価の目標摂取量の内、コレステロールは成人男性で750mg未満、成人女性で600mg未満とされていました。その基準に照らし合わせると、卵1個で1日の約40%のコレステロールを摂取する事になります。それ故に「卵は一日一個まで」という”迷信”が生まれました。さて、現在ではこの基準値は綺麗さっぱりなくなっています。それは何故なのでしょうか?

~コレステロールに対する勘違い~

血中コレステロール濃度が高いと動脈硬化が進行し、血管障害や心筋梗塞の原因になるとも言われています。ただ、研究の過程で食品で摂取したコレステロールは血中コレステロールを上昇する要因として科学的根拠が薄いという結論に達しました。それ故に2015年以降の厚生労働省の発表からは「コレステロールの摂取目標量」の記載がなくなったのです。勿論コレステロール自体の過剰な摂取は良くありませんが、卵には不飽和脂肪酸(リノール酸)が多く含まれています。不飽和脂肪酸にはコレステロールの動脈壁への沈着を抑える働きがあり、この辺りも「完全食」たる所以ではないかと思われます。

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セブンライトは卵を1日3個ぐらい、1週間で30個程食していますが健診結果に異状はありません。

~食べる時は全卵で!!~

かつては卵の内「卵白」が低カロリーでタンパク質の含有量も高く、脂質を全く含まない(100g中)為、卵黄を捨てて卵白だけ摂取する食べ方を推奨される方も多く見受けられました。確かに卵黄部分にカロリーは多く、脂質も含みますが、カルシウム、リン、ビタミン等の豊富な栄養素は卵黄部分に含まれています。そして、近年アメリカの臨床検査雑誌で、同じタンパク質量になるように計算された「卵白」のみを摂取するグループと「全卵」で摂取したグループで、トレーニング後の筋肉の修復、再合成にどちらが良い反応を示すか実験した所、全卵で摂取したグループの筋の構築と修復が圧倒的に優れているという論文が発表されました。この事からも分かるように卵を食べる時は余す事なくいただくのが一番良いのです。また、ここから派生する話なのですが、食品から栄養価の高い一部分を摂取するよりは、出来るだけ自然な形で体内に取り込む方がヒトの身体に有効な反応があると考えれる事が多くなりました。

如何でしたでしょうか?色々小難しい記事になりましたが、要は、身近に手に入る食材で栄養価は抜群で何より美味しい!調理方法も多彩!という意味で本当に完全食だと思います。生命のカプセルを頂戴するのですから当然ですし、本当に感謝しいただかないといけませんね。

ってな訳で、卵だけで引っ張ってしまいましたので、ここら辺でお開きにしたいと思います!!

ではでは!!!

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ここま読んでいただき有難うございました!次回も是非お楽しみに!!

医療法人橘甲会