心臓病調査票は、心電図検査と共に心臓病の抽出手段として極めて重要です。例えば、川崎病やリウマチ熱の既往があると心臓に後遺症が残っている可能性があります。また、頻拍発作や失神の既往は、その時に危険な不整脈が起こっていた可能性があります。
 家族歴からも、検診時の心電図検査では得られない大切な情報が得られます。
自覚症状、運動歴などの情報は、学校生活の管理区分を決定する際の参考所見としても重要です。
ですから、調査票を軽率に扱うことがないように十分注意してください。

医療法人橘甲会